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【ブラック企業体験談27】新規開拓アポイント会社の1日の過ごし方

      2020/04/22


ブラック企業で働いていると、一般企業では普通にある定時は存在しません。毎週水曜日は定時で帰りましょうみたいな定時デーなんてものはもちろん存在しません。17時がきたらパソコンの電源落ちますとかもありません。24時間稼働OK体制です!プレミアムフライデーなんてまったく関係のない話です。もはやプレミアムフライデー自体死語ですが笑
そこで今日は、ブラック企業で実際に勤務していた体験から新規開拓アポイント会社の1日の過ごし方についてお話させていただきます。







6時 起床
平日はだいたい6時に起きていました。

7時 出社
朝7時には出社して、その日の準備をします。私は新規開拓の営業部に所属していましたので、少しでもスタートダッシュがきれるようアポイントメント先のリストの作成をしていました。

8時半 朝礼
定刻に朝礼が始まります。その日にやりたい目標を自ら発表していきます。
「1日で新規のアポイントメントを5件取ります!」みたいなイメージです。
大きな声で発表します。バリバリの体育会系です。

8時40分 アポイントスタート
朝礼が終わるとひたすら自分で作ったアポイントメントリストから電話をかけていきます。
1時間で40件から50件はかけていきます。午前中で新規のアポイントを3件取れるかどうかでその後の業務でも心境がだいぶ変わってきます。

12時 昼食
さすがに昼休憩はありました。しかし、午前中にアポイントが1件も取れていない場合、午後に絶対にアポイントメントを取らなければというプレッシャーでご飯が喉を通りません。

13時 昼礼 
昼休憩も終わり、昼礼があります。午前の報告と午後の意気込みをこれまた大きな声で発表していきます。絶対に新規アポイントを取らなければ死ぬ・・・くらいの崖っぷちの思いです。すごいプレッシャーです。

13時10分 アポイントスタート
ひらすら電話をかけていきます。新規のアポイントはなかなか大変です。
1言目で電話を切られることも多々あります。
「もしもし」「けっこうです!」くらい速攻で切られこともあります。相手が新規営業って分かっているのかっていうくらい速攻です。びっくりです。
会社のみんなも一斉に新規のアポイントをしているため、さっき別の人がかけて断られたばかりのところに電話してしまい怒鳴られることとも多々あります。それでもめげている場合ではないのです。1件でも多く新規のアポイントを獲得しなければ恐怖が待っているからです。新規のアポイント率は業種にもよると思いますが、私の会社では100件かけて1件は入ればいい方だと言われていました。そして1日5件獲得できれば人権を得られます。なので、1日5件新規のアポイントを獲得するために500件電話をかけ続ける必要がありました。そのためには1時間で40件から50件は電話をしないと間に合わないので、1件の電話に1分もかけられないのです。巡り合えるまでひたすら機械のようにかけていくイメージですね。それを一旦17時半まで続けます。

17時半 第一次終礼
17時半になると一旦形式上の定時になるので、簡単な終礼をします。昼礼とやることは変わりません。報告と夜にかけての意気込みです。その時点で1件も入っていないとプレッシャーのあまり声も出ません。かなり絶望的な状態に追い込まれています。







17時40分 アポイントスタート
再びアポイントスタートです。2次終礼までに人権を獲得するためになんとしても新規アポイントの獲得をしなければなりません。アポイントのできる時間が20時までと定められていたので、リミットまであと少しです。息つく暇もありません。

20時 アポイントタイム終了。2次終礼へ
その日のアポイントの報告と反省と明日に向けた課題を発表します。その結果に合わせて上司から指導が入ります。もし0件なんてことがあれば、とんでもない𠮟責を受けます。
日によっては、1時間ほど怒られることもしばしば。これは上司のタイプによると思います。

21時 アポイントの練習
アポイントが0件だった人は、アポイントのロールプレイングを上司とします。
いろんなシチュエーションを想定して、練習していきます。

22時 営業の練習
新規のアポイントだけが仕事ではありません。そのアポイント先に訪問して、営業して、契約をしてもらうまでが仕事です。入社初期は基本的にアポイントがメインになりますが、いつか営業にも出ることも想定して上司とロールプレイングをします。

23時 翌日のアポイント先の準備
翌日もまたひたすらアポイントになるので、かけ先のリスト作りをします。
アポリストの準備にはとても時間がかかるため、会社でできる限り用意をして帰ります。
家に帰ってふいに寝てしまうと、翌日まったく電話がかけられないという事態になってしまうため、会社でやります。終電をこえることももちろんありますし、明け方になることもあります。私は会社から徒歩30分のところに住んでいたので、最悪歩いて帰れるからいいやくらいの感覚でした。

24時 晩御飯
アポリスト作りの集中力が切れたため、晩飯を食べに出動です。基本的にこの時間でやっているのはファストフードですね。体に悪いです。

1時から3時くらいまで
アポリスト準備のラストスパートです。私はだいたい1日のアポリストノルマとして500件にしていました。500件ができたら基本的に帰宅します。どうしても間に合わなさそうな場合、眠くて仕方ない場合は翌日の朝で500件に到達させていました。

4時 帰宅
この時間になるとさすがに終電もないため歩いて帰宅です。30分かけて帰ります。

4時30分 就寝
帰ってお風呂に入って就寝です。

6時 起床
始めにもどる

まとめ

ブラック企業で実際に勤務していた体験から新規開拓アポイント会社の1日の過ごし方についてお話させていただきました。いかがでしたでしょうか。なかなか酷な労働環境だったと思います。上記の生活が約半年は続きました。どんなに頑張って、どんなに時間をかけてアポリスト作りをしても新規のアポイントが入らなければ1円の価値もありませんし、アポイント先に訪問して、契約してもらって、商品を納品して初めてお金が生まれるわけです。
自分はいったいなんの仕事をしているのだろうと鬱になりそうになることもしばしばありました。
今となっては貴重な体験だったなと思っています。今のフリーランスの仕事をはじめたときもやはり新規のアポイントから入るわけですから、きっかけは1本の電話からなわけです。非常によき勉強ができたと今では思っています。
こういう業態は比較的スタートップの会社が多いのではないでしょうか。
就活の際に、業務内容で新規獲得アポイントってあったらこんな1日を過ごすことになるかもしれませんよ。

以上、参考までに。

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